![]() SEVEN「スタジオ緑屋7」を聞いているぼくらが、取材し、編集した新聞です。SM7をより楽しく聞くためにお役に立てば幸いです。 #1 1971/ 7/ 7#2 1971/ 8/20#3 1971/ 9/17#4 1971/10/16#5 1971/11/ 1#6 1971/12/ 7#7 1972/ 1/ 1#8 1972/ 2/22#9 1972/ 3/ 5#10 1972/ 5/ 7#11 1972/ 6/ 1#12 1972/ 6/30#13 1972/ 7/24#14 1972/ 9/20#15 1972/12/18号外1,2 1972/3我が心のTBCに戻る |
新しくなったSM7SM7は、新しいアナウンサー、新しい内容になった。新アナウンサーとして、鈴木俊光アナ、高橋加代子アナの登場、そして、昔、「ハゲタカ」のニックネームでSM7をわかせてくれた北村正路アナの再登場、彼は頭の×はうすいが、気持ちはまだ若いのだ! 古いやつほど新しいものをほしがるものでございます。 内容は次のように一新された。 「SM7の新企画」月曜日 北村正路 & 高橋千明※電話で何でも語ろうじゃないか、「今日こんなことがあって頭に来たぜ。」、「一人で留守番、つまらないの……」、「女はズルイと思うよ、というのはね……」 よろこび、かなしみ、いかり、とにかく何でも共に語ろうということ。サテスタ前の人の中からサテスタ/メイト男女二人をえらび、話に加わってもらうという。電話は(0222)23-XXXX 火曜日 安田立和 & 高橋千明※クイズダッチャ安田さんの声「クイズダッチャ」で始まる。 内容は、「今、サテスタ前のイスに女性は何人すわっているでしょうか?」回答は聴取者からTELでもらうというもの。 ※新曲紹介 新しい曲を紹介してくれる。気に入った曲があったら、SM7ファンで、いち早くヒットさせよう。 水曜日 平野勝男 & 高橋加代子※リクエスト特集リクエストはがきをもとにして、選曲していく日。 ロック、フォークなどで、自分の気に入った曲があったら、どしどしリクエストしよう。 ※ミドリの草紙 結婚式を思わせるような平安時代の曲「千秋楽」ではじまる。内容は、今週のテーマは「白」とか、「12月6日」などの単語が、毎週あたえられるので、その言葉から連想させることをハガキに書いて水曜、ミドリの草紙あてに出して下さいというもの。 木曜日 平野勝男 & 高橋加代子※みんなで歌おう「サテスタ前のみなさん、ラジオを聞いているみなさん、声を合わせて歌いましょう!!」といった内容。歌詞カードが用意されているし、放送時間まで練習もする。 さあ、「ウィーン少年合唱団」に対抗しよう! 金曜日 平野勝男 & 高橋加代子※フォーク・ソング特集スプーン特集じゃないよ、フォーク・ソング特集なのだ、フォークなら何でもかけちゃうといった、フォーク・ファンが、泣いて喜ぶ特集。どんどんリクエストしよう。また自作の曲をテープまたはナマで発表しよう。 土曜日 鈴木俊光 & 石川由美子※歌謡曲何でもコイ!!新しい歌から古い歌まで幅広く、歌謡曲なら何でもかけてくれる、「歌謡曲特集」なのだ。 昔なつかしい曲とか、あの頃の曲、もう一度聞きたいなと思ったら、どんどんリクエストしよう。 ※歌謡グランプリ 申込みの3人にカラオケをバックに歌わせ、サテスタ前の人の拍手で勝ち負けを決める。勝者には月一回のグランプリ戦に出場の資格が与えられる。 日曜日 鈴木俊光 & 石川由美子※洋盤なんでも洋盤なら、ロック、フォーク、映画音楽(サントラ盤)など、何でもケッコー!!古い曲から新しい曲まで、でんどんかけてくれる時間なのだ。 ビートルズ・ファンの人も、R.ツェッペリンに狂っている君も、そして、ポピュラーを好む、SM7ファンの諸君は、日曜日の洋盤特集にリクエストしよう。 (7・S & S・W) スピーカ・システムとヘッド・ホーンスピーカ・システムとヘッド・ホーンの利点と欠点を調べる。まず最初に、スピーカ・システムの利点と欠点をしらべてみよう。スピーカ・システムは、「大出力(ハイパワー)で鳴らすことが出来る、身体全体で聴くことが出来、 しかもかなり原音に近い音で聴くことが出来る」などである。しかし、欠点もある、システムはどうしても大型で価格が高い、面積をとるプレーヤから離しておかなければならない(振動が大きい)などである。 次に、ヘッド・ホーンの利点と欠点をしらべてみよう。ヘッド・ホーンは「他人にめいわくをかけることがないし外部の雑音が聴こえない。しかし、外部の雑音が聴こえないため呼ばれてもわからない、 多少音がこもる、耳だけで聴くため頭がつかれる」などである。スピーカ・システムはとヘッド・ホーンをひかくした場合、私としてはスピーカ・システムの方が、良いようである。 高価ではあるけれど原音に近い音で聴けることロックなどは身体全体で聴き味わうことが出来ることがスピーカー・システムの最大の魅力であることであるスピーカ・システムに対して ヘッド・ホーンは耳先だけで音をとらえているがSTEREO効果は最高であるし高音ののびはスピーカよりよくのびるようだ。特にコンデンサ型のヘッド・ホーンが一番良いようである。 ヘッド・ホーンは小出力(ローバワー)でも良くな鳴るがスピーカー・システムは、大出力をかけないと良くならない。アンプは管球式のものが良いようだ。 みなさん、自分で考えて、自分を作って色々とくふうをしてみて下さい。もし、良いアイデァがありましたら寄稿下さい。 (Y.S.) |
強烈 ”音の狂宴”よみがえる☆レッド・ツェッペリン☆日本には「移民の歌」で一躍有名になった、このグループ。昨年、ロック旋風を日本にまき起こしたのは記憶に新しく、今年も又、よみがえらせてくれた。 四日、大阪フェスティバル・ホールに強烈なロックの音が超満員のファンを一瞬のうちに飲み込んでしまった。 暗いバック・ステージに燃えるような真っ赤なスポット・ライト、グループの人気男、ロバート・ブラント、ドラムのジョン・ポーナム、ジミー・ページ、ジョン・ポール・ジョーンズら四人のロックやろうが登場すると、さっきまで静かだった会場は落雷が落ちたようだった。 プラントは、ジーンズにチョッキをはおっただけで、上半身丸出しで、ロック野郎独特の長い金髪をふりみだし、オーバーなアクションで観客をひきつけた。 一曲ごとに客席の若いファンは立ち上がったり、口笛、拍手、黄色い声でいっぱいだ。数曲の新曲に加え、R.ツェッペリンが今年新しくもちこんだ電子楽器「モームシンセザイザー」日本のロックファンの耳には初めて登場するこの楽器、 彼等のレバーとリー……イヤ、ロックサウンドには強力な武器といえた、今もハッキリと残っている。 「胸いっぱいの愛を」(曲名忘れました、たぶんこれだと思いましたけど)彼等の一番新しいレコード、レコードには十分あまり納められているが、それをアドリブでこなし、数十分も演奏したのは、彼等ならではのサウンドであった。 会場がまだ興奮でいっぱいの中、幕がおりた時、自分には、ああ、良かったな。又、ちがったロックサウンドをきくことができたぁと満足感でいっぱいだった。 13号の「7」であったEL&PとFREEに行けなかったと残念に思う。来日グループのコンサートには、前々回13号紹介した「シカゴ」に次いで2度目ではあるけれど、ますますロックへの魅力たるものを見せつけられた感じ。 やはり、生の、本場のサウンドは違うなと思った。これからももっとコンサートに行き、勉強しようと思う。 以上で報告を終わります。 次回は「関西フォーク界、コンサート」について報告します。 そちらではあまりなじみのうすいかもしれませんが、谷村新司中心にetc……それでは失礼します。 (大阪在住〜H) 善悪の判断のできる人間に!
最近の世の中には、非常識なひとをよく見かけます。
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