SEVEN
「スタジオ緑屋7」を聞いているぼくらが、取材し、編集した新聞です。
SM7をより楽しく聞くためにお役に立てば幸いです。



#1 1971/ 7/ 7

#2 1971/ 8/20

#3 1971/ 9/17

#4 1971/10/16

#5 1971/11/ 1

#6 1971/12/ 7

#7 1972/ 1/ 1

#8 1972/ 2/22

#9 1972/ 3/ 5

#10 1972/ 5/ 7

#11 1972/ 6/ 1

#12 1972/ 6/30

#13 1972/ 7/24

#14 1972/ 9/20

#15 1972/12/18

号外1,2 1972/3




我が心のTBCに戻る

スタジオ拷ョ7紹介 第4回

スタッフ登場 第3回
安田立和氏(水、木担当)海老名真理子氏

安田立和氏

1944年10月2日:誕生
昭和26年4月(6才6ヶ月)小学校入学
1954年10月2日:10才
昭和32年4月(12才6ヶ月)中学校入学
1958年10月2日:14才
昭和35年4月(16才6ヶ月)高校入学
1961年10月2日:17才
昭和38年4月(18才6ヶ月)大学入学
1964年10月2日:20才
昭和42年4月(22才6ヶ月)東北放送入社
以上、たいへん詳しくなりましたが全て真実なのです。
2.SM7について---
SM7といってもポルノ雑誌のタイトルではありません。 TBC入社時にスタートしたプロで自分で企画、構成からサラマワシまでできること。 何時かは僕もやってみたいと思っていたところ、「43年の10月から(当時24才)担当してみないか?」という話があり、 「やりましょう」と答えて、スタッフの一員になり、今日に至っております。 一口で言うならば、スゴク楽しいプログラム。放送時間30分というのがとても残念なのです。

3.安田さんの恋愛は---
瞼をとじればありありと、その愛らしき君の顔、ああ!パ(瞼をとじた音)小学生のとき?....シュワシュワシュワ(浮かんできた音)...片山康子さん。 中学校の頃?...パッパカパ(浮かんだ音)...小笠原幸代さん。高校時代?...アリアリ(想い出した音)...岩松都詩子さん。 大学時代?...考えるまでもない...柏谷赫子(どういう訳か敬称略)。
4.幼い頃何になりたかったですか---
学校の先生だったと記憶しているのです。放送屋になろうと決めたのは大学2年の春でした。(お袋の名前はハル)
5.聞いている人に何を望みますか--
一にも二にもプロへの参加ですね。僕に新聞にも載らない街角や校庭にこぼれた小さな、しかし良い話はいろいろとあると思います。 どしどしホットなnewsを23-2379へ入れて下さい。僕は4時にはサテスタにいます。待ってますよ、ホント。
6.趣味---
特に変わった趣味は持っていません。これも、ホント。

海老名真理子氏

1.あなたは新潟へ行ったことある?ええ---美人が少なくなったですって!そうかもしれないわねえ。でも仙台に美人が多くなったと思わない。 (「思う」って言って)ちょっと回りくどいなっちゃたわね。私は雪深い新潟県三条市というところで生まれて18年間そこで粗だったの。 その後は東京を経て仙台へ。この仙台が一番気に入っています。

2.いつでもヤングのみなさんと直接、せっすることのできる番組だと思うし、また常にそういう友達と共に歩んでいく番組だと思うの。

3.作家の曽野綾子さんがこんなことを書いた本があるの。「人間が人間を選ぶなんて、本当は恐ろしいことです。 ただ惹かれてしまうこと、或る人の心のかげで雨やどりしたいということはあります。 先に立って私のいけないような彼方までずいぶん歩いて行きそうな人が好きです。」ってね。 この中で最後の方の「先に立って.......好きです」というそんな人が現れたらな---と思ったの。まあ私も年頃ですからね---

4.小学校のころから人は髪を結ってあげたり、色々髪型を考えるのが好きだったの。だからヘアーデザイナーになりたいと思ったわ。 この頃はよくリボンや髪飾りを沢山集めて近所の幼い子やお友達をモデルにやっていたんですよ。

5.いつか皆さんがお父さん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんになった時、「そういえば私達の若い頃SM7という番組があったな。 安田さんとか真理ちゃんてのがやってたっけ」と思い出してほしいな。そして街でバッタリ会ったら昔話でもしましょうよ! (まあ、お互いにずいぶん先のことですけれどね。)

6.体を動かすことが好き---ボーリングとかバレーボールとか--野球の試合見るのも大好きよ。

海老名氏

 みかんがとても甘くなりましたね。これからコタツの中でみかんをむきポイポイ口に入れる図があちらこちらでみられるようになった訳ですけれど、 まあ一日二、三ケが並みの人が食べる標準でしょうね。せいぜい多めに食べて四ケか五ケ。ところが海老名真理子嬢いや竹田真理子ですね。 (イイデスネ、私も名前なんか変えてみたいな---)彼女は20ぐらい朝飯前いや就寝前。眠るまぎわにいとも簡単に平らげるのであります。 むいては食べ、食べてはむき、指の先から足先まで真黄色にそまりやがては黄疸症状をきたすまで---かくも大好物のみかん、今、1ヶ20円位かな? 物価高の折、20ケ食べて400円、アナウンサーの薄給では経済をおびやかすことこの上なしですね。 サイフの中を考えてかどうか、彼女の選んだ人を見て下さい。だんな様はみかん産地和歌山の出身なのであります。 御立派!いい奥さんになれるよ。赤いりんごに唇よせて ならぬ、黄色いみかんに唇よせて、11月3日、彼女は甘い甘い生活にはいったのであります。(高橋千明)

安田氏

 僕が、安田立和に出会ったのは桜の花が学生服の両の肩を模様と化す四月である。 今から約そ8年前、誰でもそうだと思うが、どんな人間でも何年とつきあってくれば相手が、今何を望んでいるか、又何を言いたいか、解ってくるものである。 それならば人間のつきあいなんて、おもしろくないではないかと思われるかもしれない。しかし、うまくしたもので、人間は、成長を重ねる。 その成長していくものが、長年のつきあいになって、新鮮な驚きとなって伝わるものだ。前置きが長くなったが、彼、安田立和も、逸話を持った人間である。 彼は、番組の中で、実に器用に洒落を飛ばす。この洒落、長い時間と努力の積み重ねがあるのだ。始めのうちは、彼が洒落話を始めると内容が他の者にわかってしまう。 落語の落ちを聴衆が知ってしまうのと同じ訳で、話し終わった彼の顔は、いささか興奮と緊張から、キラキラ輝かせているが、周りの者はすっかり沈み切っているのである。 それでも彼は続けた。結果は、彼の放送における洒落が水をえた魚の如く見事である。人間の努力が、無限の可能性を開いてくれることを物語っている。 ところで、彼は、女性にも大変な興味を持つが、これは我々も同様であるが、特に女性の体に異常な関心を示すのである。 これは、学生時代、茅蜩なく住宅街で、行水中の、庭を覗くことを勧めた彼を思えば、合点がいく、最後に補足ながら、彼の正式な名はリュウクワという。(平野勝男)

LP評『SPECIAL COLLECTION』
         ELTON JHON

 10月に来日したエルトン・ジョンの来日記念のベストアルバムである。
 トップには、おなじみ「ユア・ソング」がはいっている。しかし、「ユア・ソング」が、エルトンの「ユア・ソング」であっても「ユア・ソング」のエルトンではないのです。 あたり前のことなのですけれど、エルトンというとおとなしく、ピアノポロポロと思っている人が割と多いのです。 そんな人は、エルトンがピアノの上にとびのり、ホッとパンツで大騒ぎする写真を見せると、きっとひっくりかえるのです。
 今までの、どのLPにも、はいっていなかった曲が、数曲収められているのが、ウレシイのです。 両面の最後は、実況録音ですが,A面は「17-11-70」(エルトンジョン・ライブ)にも収められていた「ホンキー・トンク・ウイメン」なのです。 これは、どっちかというと、内輪的、なれあい的で、美しいけれど、あまり迫力はないのです。 これに対してB面の「ロックンロール・マドンナ」はヒッチャカメッチャカというか迫力満点、海賊版ライブのフンイキなのです。 この曲を聞いてノレない人は、ロック聞く資格がないんじゃないかと思うくらいエルトンの悪ノリの図の写真を見ながら聞くと尚一層ノレル事保証します。 全曲訳詞つきで、その意味で親切なLPでもあります。尚、これは日本だけでの発売です。(萱場昭彦)

SM7 FLASH DISK

悲しきジプシー(シェール) 10/11〜10/17
ラブ(レターメン) 10/18〜10/24
シャフトのテーマ(アイザック・ヘイズ) 10/25〜10/31
アブソルートリー・ライト(5マン・エレクトリカル・バンド)11/1〜11/7

Cash Box

只今 急上昇! 丸印 11/6付
1 悲しきジプシー(シェール)
A ヤギー・メイ(ロッド・ステュワート)
3 シャフトのテーマ(アイザック・ヘイズ)
4 イマジン(ジョン・レノン)
5 ヨーヨー(オズモンズ)
6 アイブ・ファンド・サムワン・オブ・マイ・オウン(クリー・ムーブメント)

編集後記

 慣れたせいか今までよりも早くできた。ただ、前から言っていることだけれども、小数の人からしか記事を得ることが出来なかった。 できるだけ、たくさんの人達の意見等を載せたいので、協力してください。
 この号の反省としては、スタッフ紹介以外の記事の紙面が狭くなってしまったこと......(H.N)