SEVEN
「スタジオ緑屋7」を聞いているぼくらが、取材し、編集した新聞です。
SM7をより楽しく聞くためにお役に立てば幸いです。



#1 1971/ 7/ 7

#2 1971/ 8/20

#3 1971/ 9/17

#4 1971/10/16

#5 1971/11/ 1

#6 1971/12/ 7

#7 1972/ 1/ 1

#8 1972/ 2/22

#9 1972/ 3/ 5

#10 1972/ 5/ 7

#11 1972/ 6/ 1

#12 1972/ 6/30

#13 1972/ 7/24

#14 1972/ 9/20

#15 1972/12/18

号外1,2 1972/3




我が心のTBCに戻る

第6回『スタジオ緑屋7ファンの集い』

第6回「スタジオ緑屋7ファンの集い」は、3月5日午後2時から6時まで、電力ホールで行われることに決まった。参加したい人は、〒980-91仙台中央局区内 東北放送 「スタジオ緑屋7ファンの集い」宛にハガキで申し込んでください。 また、ステージに上がって何かしたいという人は、何をして何分位ほしいか書いて同じ宛先に送ってほしいとの事。その他、CMコンクールなど、いろいろ楽しい企画を立てているようです。 普段、スタッフと顔を合わせる機会の少ない方、まだ、声は聞いたことはあるけれど、顔は.....という方も参加しましょう。集まれヤング!5th MARCH at 2PM in DENRYOKU-HOLE

「ファンの集い」考

これからのファンの集いを、こうしては.....
年2回あるファンの集いのう1回は、今まで通り。あと1回は、Let's PICNIC ファンの集い とでも題して、スタッフと共に、泉ケ岳登山するとか、朝早く評定河原から青葉城を通って八木山をピクニックして、 最後に、広場でゲームをしたり、料理してみんなで食べるとか 楽しいファンの集いが出来ると思うのです。これが実現すれば、今までのホールでのファンの集いに比べて、たくさんの友達と友情が生まれると思う。 SM7ならば、それが出来ると思う。ただ、1.人数の問題、2.雨が降ったとき、3.交通の問題等。でも、2を覗いて解決は出来ると思う。この提案に意見のある方は、寄せてください。(T.A)

SM7『最近』評

  SM7サテライトスタジオに行って感じることは、日〜土曜日まで、サテスタ前にやってくるヤングが少なくなったような気がする。以前は、サテスタ前のイスが一つも空いていることはなく、空いていても、 すぐに誰かが座っていっぱいだったし、エレベーターの前、家具売場の方、時にはベッド売場まで、人でいっぱいだった。このごろでは、そのような光景をたまにしか見ることが出来なくなっている。その理由は2つ考えられる。
1. 3年生が、入学試験、就職試験等で、忙しく、サテスタへ足を運ぶ時間がおしく、ラジオで聞き、あとは勉強?しかし、2年、1年生がいるではないか。
2. やたらとSM7のスタッフが放送中に、サテスタ前に出てきて--たとえば、17時のサケビなどと題して、安田立和氏が、この世に一つしかない、めずらしい顔でしゃべっている様子を見て怖がる..... マイクを突き出す。せっかくスタッフが、みんなと話をして楽しくしようとしているんだから、進んで参加するようにしよう。なぜ、みんなマイクから逃げるのか。逃げることはない。スタッフだって食べようなんて思っているんじゃない。 さあ、進んで番組に参加しよう。みんなの参加によってSM7が成り立つのです。では、一週間の企画を紹介しよう。
日 アーチスト特集(毎週1人、あるいは1グループの曲を集めて)
月 ハガキ中心
火 テレフォーントーク
水 ナツメロヒット
木 ニューヒット
金 学校自慢
土 広場サテスタ(サテスタ前でみんなで話をしよう.....).....以上  (K.S)

出力20KW

東北放送の出力が、3月1日から出力20KWに増力される。私のように、休みに宮城県を離れる人にとって、とてもうれしい事である(雑音も混信も少なくなって、今までよりよく聞こえると思う)。
出力20KWのSM7は.....まず、ファンが激増すると思う。今でも、大阪や北海道などで聞いている人もいると聞きますが。東海地方、中国地方、北陸地方からのリクエスト葉書がたくさん舞い込むと思います。 今以上のSM7を通しての友達も、たくさん出来、ファンの集いを仙台以外で.....の声も高まると思います。
とに角、東北放送の出力が2倍の20KWになるのを機会に、SM7の悪いところを直して、よりよい番組にしてほしいと思う。僕らも、こんな所をこんな風に直したら.....と提案し、又、こういうことをしたら..... という風に、番組を盛り上げたら.....と思うのです。(H.N)

POEM    カポン

小さな君だけど

あの時 君は言ったね
遠いところへ行くんだって
とても楽しそうだった
青ざめた口びるから
早口で話す君は

でも聞いてしまったよ
心の中の風の音
だからぼくはえくぼを作ったよ
なぜって 口に出したら
涙声になっちゃうんだ

こんな小さなことが
なぜこんなに
ぼくらを苦しめたんだ
一言のなにげない言葉が
ぼくらをこうまで
変えてしまったんだ

でもぼくはかまわない
そうさかまわないんだ
決してぼくらは
しばられていなかったんだもの

MUSIC

71後半POPS界雑感

7月。GRF来日、17、18日、東京後楽園、大阪球場でコンサート。マッシュマカーン、麻生レミ他。17日の後楽園は、暴風雨に襲われて、正に暴走列車。マンモス・スタンドを埋めた観客の興奮ぶりは、一般新聞にも、報道された。
3日、ドアーズのリーダー、ジム・モリスン、パリに死す。ドアーズはその後、三人で活動しており、LP「アナザー・ボイス」を発表している。
8月。ピンク・フロイド来日、6日、7日箱根アフロディーテ出演、共演バフィー・セントメリー、1910フルーツガム・カンパニー、渡辺貞夫、モップス他。9日、大阪公演。
7〜9日。中津川全日本フォーク・ジャンボリー。出演、岡林信康、遠藤賢司、浅川マキ、はっぴいえんど、五つの赤い風船他、樺の湖で、水死者一名。聴衆がステージを占拠する一幕あり。 今年からは中止と決定したらしく、又、ウッドストック幻想が一つ消えた。
1日、ニューヨーク、マジソンスクェアガーデンで、バングラデッシュ・コンサート開かれる。
ワイト島コンサートは、地区住民の反対でついに流産。13日、黒人テナー奏者キングカーチス死去。
9月、レッド・ツェッペリン来日。東京2回、大阪2回そして、広島で、原爆被災者のためのチャリティーコンサートを行う。東京のコンサートでは、主催者の過剰警備が、問題となった。このためか どうかは知らないが、71年のロック・アーチストのほとんど全てを主催していた、今年は、ロック・アーチストは、ほとんど計画していない。
来日予定だった、ディオンヌ・ワーウィックは手術のため、来日中止、同じく、3ドッグ・ナイトも中止。理由は、いろいろうわさされているが、メンバーの一人、チャック・ネグロンに対し、日本の出入国管理事務所が、 入国拒否をしたため。入国拒否の理由は、全く明かされていない。共演予定だった、UFOは、単独で来日、コンサートを行った。
10月。エルトン・ジョン来日。東京4回、大阪2回のコンサートを行った。ショーマンぶりを発揮したコンサートは好評。
12日。オールド・ロックンローラー、ジーン・ヴィンセント死去。36才。
29日、デュアン・オールマン、オートバイ事故で死去。24才。
11月。第2回世界歌謡祭開かる。上条恒彦と六文銭の歌う、「出発の歌---失われた時を求めて」がみごとにグランプリを受賞。もう一曲は「ただ愛に生きるのみ」
12月。ジェーン・フォンダらを中心とする反戦劇団FTA来日、羽田入国管理局で足止めをくらう。

総評

まず一つお断りしておくのは、来日アーチストは、ロック関係のみを書いてあります。この他にも、シャルル・アズナブール、レイ・チャールズ等も来日しています。それにしても、この来日ラッシュ。ものすごいの一語につきると思います。 9月の所に書いたように、そのほとんどを招聘していたある興行主は、72年は、「ラブ・サウンド」と名づけて、レターメン等を計画しています。商売とはいえ、よぶだけよび、コンサートの持ち方、警備に問題を残したままの、この変身は、何か、私には許せない気がします。
シンガー・ソングライターの活躍も71年の大きな特徴でしょう。
来日アーチストの多かった中で、六文銭のグランプリ受賞に見られるように、日本人アーチスト達の活躍も、徐々に目立ち始めました。URC,ELEC等アングラレコードや、マッシュルームのようなレコード・レーベルの活躍が大いに期待されます。

LP評 BANGLA DESH

待ちに待つこと4ケ月。誰かの歌じゃないけれども「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」って感じ。
このコンートについては、もはや説明不要と思うので略すけど、よくもまあ、こんな顔合わせができたもんだ。ジョージ、リンゴ、エリック、ボブ、リオン。
普通はこういう時は、「あれがベスト・トラックだ」何て言うけど、このアルバムでは、とてもそんなことは、オソレ多くて。とにかく、気の抜けないアルバムです。あえて言えば、個人的このみだけれど、リオンの「ジャンピング・ジャック・メドレー」がグー。 それに、ジョージとエリックのギターのからみ。5面のボズがなかなか良い。それより良いのがレコードという訳。
それにしても、ジョージは3枚組が好きだね。未だに「第3のビートルズ」何て言われたのをひがんでいるのかな? PLEASE PEACE FOR BANGLA DISH

SM7 FLASH DISK

1/2〜8   Let's Stay Together  /Al Green
1/9〜15  Without You  /Nilsson
1/16〜22  Joy  /Apollo 100
1/23〜29  Lion Sleeps Tonight (ライオンは寝ている) /Robert John
1/30〜2/5 Herting  /Carpenters
2/6〜12  Down by the Lazy River(レイジィー・リバー) /Osmond brothers
2/13〜19  Mother and Child Reunion(母と子の絆)  /Paul Simon

編集後記

先月、7号を発行し一安心し、8号を作ることができた。ただ、協力をかって出てくれた人の記事、そしてみんなの記事が載らなかったことが残念だった。来号からは一層努力して、みんなの「7」にしたいと思っている。 一緒に作ってみたいという方はSM7の方に連絡してください。これから「7」は、ボクラノヒロバとMUSICの2本立てでいこうと思っている。